2001年
第2回総会資料

 第1号議案 2000年度活動報告 と2001年度活動方針案

 2000年度活動報告
 2000年の8月にこの会を結成し、久本山・熊野森トラスト運動を開始しました。この1 年の間に、久本山熊野森は掘削された崖の裂け目から大地のうめきが聞こえるような、マ ンション建設の現場となっています。けれども、その奥には白樫林や竹林などが残ってい ます。川崎市環境局緑政課によって緑地協定が結ばれた土地もそこに広がっています。
 里山の自然を守るために、さまざまな活動をしてきました。10月には,多文化フェスタに 参加して高津市民館の屋上でバザー、11月には竹垣作りを学んでおでんパーティー、2 月には寒中の久保台公園でトラストまつり、3月には里山学習会、4月には「里山21世紀」 の上映とシンポジウム、また、江戸見桜とヴァイオリンのタベ。企画をつくり、宣伝に努 めて、人々の理解を得てきました。詳しくは別紙、活動報告をご覧ください。
 里山を守るための活動の実行と計画と、トラスト運動の推進と、試行錯誤の中で精一杯 の活動だったと思います。
 7月には川崎市公園緑地課によって、末長町会の人たちとともに、「パースシティ末長」 の提供公園の計画に対して、ワークショップの形で検討する会議のメンバーとなることも 出来ました。これから本格的に公園の計画構想を考えることができる関係になれたことは、 大きな意味があると思います。これは、里山のボランティア活動を地域の人々とともにで きるはじめの一歩になるはずです。
 寄せられたトラスト基金は、総額帝657,000円です。里山を守る会の会員総数は72名。 これからいっそう活動を活発にし、里山の保全につくします。

2001年度活動方針案

 溝の口駅から望む鬱蒼とした緑は、大山街道とともに、この街の景観のなくてはならな い形となっています。年々この形が薄くなり、失われていく自然を呼び戻すことは、ほと んど不可能に思える現在、目指すところは、出来得る限りの保全活動です。残された多摩 の横山の美しさは、都市化の中で、調和と共生の暮らし方を指し示していると思います。
 この自然の中での貴重な動植物の観察もしていきます。季節ごとの伝統行事に自然のあ り方を見直しながら、里山の楽しみを追求します。
 トラスト運動の都市における難しさを痛感しますが、今年こそ、トラスト基金によって、 保全できる場所を獲得することを強く希望します。そして、久本山・熊野森の保全ととも に、生田緑地の活動、津田山の提供緑地の活動などとも協力関係を作りながら、いっそう の緑地政策の維進を川崎市にもとめていきます。
・斜面緑地の緑を安全に保全するためにも、里山活動の勉強会を続けます。
・活動への公的な助成金を得られるよう努力します。
・毎月第3土曜の定期的な草刈、クリーン作戦などの活動を定着させます。
・岡家の庭園をはじめとする地域の文化遺産を守る活動を続けます.
・ホームページの充実を図ります。
・他の団体との交流にもつとめます.